将来の糧になる挑戦
私はサプライチェーンのモデル化と最適化を専門とし、現在は複数の脱炭素技術を効率的に連携させるための最適化モデルの構築に取り組んでいます。異なる専門技術を統合する関係上、各分野の先生方へ研究内容を発表する機会をいただける帝人久村奨学金の選考は、たとえ落選したとしても必ず自身の糧になると考え、応募を決意しました。将来は、このモデルを活用し、日々進化する脱炭素技術の社会実装を加速させ、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。
未来の奨学生の皆さんも、自身の研究の価値を見つめ直し、伝える力を磨く機会として、ぜひ挑戦してみてください。選考に向けた準備や経験を通じて得られる成長は、研究だけでなく、今後のキャリアにも必ず活かせるはずです。
東京理科大学大学院 創域理工学研究科 経営システム工学専攻 J.K
研究を磨き上げる機会
私の研究は組織工学という、細胞を用いて人工的に組織を作り出す分野に属しています。具体的には、臓器を模倣した細胞塊の中に血管網を配備し、その組織の規模拡大や成熟化を促すことを目標にしております。生物学と工学に跨るこの研究テーマの完成には時間がかかるものと自分も承知しており、前々から博士課程進学も視野に入れていました。そして、博士課程でもこの研究に専念する環境を整えるため、本奨学金に応募させてもらいました。選考の過程では、分野内外の方々に対して十分に伝わるようなプレゼンテーションの作成、そして説得力のある研究計画を練る経験を得られました。そのため、採用いただいた際には、自分の研究を伝え、認めてもらえたことが非常に嬉しかったと今でも覚えています。本奨学金では研究に専念する環境と、その研究を磨き上げる機会を一石二鳥で得られました。皆様もぜひ、挑戦してください。
東京大学大学院 工学系研究科 化学システム工学専攻 H.S