2016年10月11日(火)午後に帝人久村奨学生(第64期)交流会を実施しました。今回の交流会には、第64期20名中16名(うち外国人留学生は2名)の奨学生が参加しました。
今年度は開催会場を東京本社から変更し、帝人の研究開発拠点の一つである「東京研究センター(日野)」での開催となりました。
2016年10月11日(火)午後に帝人久村奨学生(第64期)交流会を実施しました。今回の交流会には、第64期20名中16名(うち外国人留学生は2名)の奨学生が参加しました。
今年度は開催会場を東京本社から変更し、帝人の研究開発拠点の一つである「東京研究センター(日野)」での開催となりました。
当日はまず、帝人奨学会や帝人に関する理解を深めていただいた後、奨学生同士の自己紹介プレゼンテーションを行ってもらいました。皆さん専門分野は違うものの積極的に意見交換をされており、終了する頃には同期同士ですっかり打ち解けていただいた様子でした。
次いで、東京研究センターの見学を行いました。分野ごとに、生物医学総合研究所、医療技術研究所、電子新材料事業推進班、ヘルスケア新事業推進班の計4か所を回り、短い時間ではありましたが、帝人の研究について知っていただきました。研究所での普段の仕事の様子や実際に使用している機材を間近で見学したりと、企業の研究所の雰囲気を感じていただけたかと思います。
見学後は、実際に東京研究センターで研究者として活躍している帝人久村奨学生OB・OGとの懇談会を行い、研究所についての質問や、今後のキャリアに関する話など、様々な質疑応答が交わされました。また最後はOB・OGや東京研究センターの社員を含めて懇親会を開催し、大変盛り上がりました。実際の研究所を見学した後でしたので、社員と奨学生の間で具体的な質問やアドバイスも多く、有意義なひと時を過ごしていただけました。
終了後のアンケートでは、以下のような声が寄せられました。
「研究所の内部や製品に触れることができたのは、貴重な体験でした」
「研究所の見学、OB・OGの方との交流も通して、企業の研究職の様子をうかがい知ることができ、(企業かアカデミアで)進路に迷っている私にとっては、非常に有益でした」
「切磋琢磨しお互いに高めていくことができる仲間ができたので、今後も集まって近況報告をする機会を作っていきたいです」
「また機会があれば交流会や研究所見学に参加してみたいです」
皆さんには今後、積極的に同期同士での交流を深めていっていただければ幸いです。
2016年春の理事会・評議員会をもちまして、公益財団法人帝人奨学会の役員の職をご退任される先生からメッセージをいただきました。
12年半という長きにわたり帝人奨学会に携わらせていただき、誠にありがとうございます。思い返せば以前は東京と大阪にて交互に理事会・選考会を開催していました。とても懐かしく思います。
帝人奨学会に応募してくる学生のレベルは非常に高く、プレゼンテーションもすばらしい。私自身としても専門分野外のことを知ることができるとても貴重な機会でした。
ただ唯一気がかりだったことは、私の専門分野である情報系の応募者が少なかったことです。情報系応募者の増加を願うとともに、今後ますますの発展を祈念いたします。